解決 事例7

退職月賃金の未払い

[相談内容]
 「昼はそば屋・夜は居酒屋」チェーン店で3年間働いていた中国人のRさんは、新しく来た若い店長とトラブルになり、3ヶ月前に退職しました。最後の半月分の賃金を銀行口座に振り込んでくれません。
[活動と解決]
  Rさんは、以前にJMITUに加入し賃金未払いでたたかった13名のインシーズン分会の一人でした。このたたかいは、会社の自己破産により労働者健康福祉機構から約700万円の賃金立替払いを実現し解決しました。Rさんはこの解決後にJMITUを辞めていました。 1年余り後、地域支部の委員長の携帯にRさんから電話がありました。店長とのトラブルは、食器洗いの水の使い方が多いと指摘されたことから口論となり、急に退職したことでした。再加入してもらい、翌日開店前の11時に、Rさんと支部役員2名がチェーン店に交渉に行きました。店長は、パソコンを調べ12万円弱の未払い賃金があることを認めました。事務所にいる社長と電話交渉して、店長の言う金額を翌日、Rさんの口座に支払うことで合意し解決しました。 近々、中国に帰る予定のRさんは、JMITUに相談してすぐに解決できたことを非常に喜んでいました。後日、支部に1万円のカンパが送られて来ました。


ホームに戻る  解決事例トップに戻る